<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
			xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" 
			xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/" xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/?xml">
<title>マスクド小説保管部屋</title>
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/</link>
<description>妙チクリンな小説を書きます。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-76.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-161.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-158.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-155.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-138.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-76.html">
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-76.html</link>
<title>トップページ</title>
<description> 告知って単語の使い方ってこれであってるかな？スカイプを始めました。私とスカイプ友達になりませんか？今までコメントを下さった方でも、小説或いは記事だけ読んでいて興味を覚えたと言う方でも、誰でも大歓迎です。私はskype名を「hinomotokataru」にしてskype表示名前を「マスクド」にしていますので興味のある人はメッセージを送ってきて下さい。スカイプは検索すれば無料でダウンロードできます。私は家にいる時はパソコンを
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <span style="font-size:x-large;">告知って単語の使い方ってこれであってるかな？</span><br /><br />スカイプを始めました。私とスカイプ友達になりませんか？<br />今までコメントを下さった方でも、小説或いは記事だけ読んでいて興味を覚えたと言う方でも、誰でも大歓迎です。<br />私はskype名を「hinomotokataru」にしてskype表示名前を「マスクド」にしていますので興味のある人はメッセージを送ってきて下さい。<br />スカイプは検索すれば無料でダウンロードできます。<br />私は家にいる時はパソコンをつけている事が多いので、いつでも連絡下さい。<br />後、マイクを持っている方とは通話もできます。<br /><br />ちなみにこれは十二月に入るまでに誰からもコンタクトが無ければ消します。<br /><br /><br />このブログはマスクドの個人ブログです。<br />ライダー(騎手)ではなくライター(作家志望)です。<br />ちなみにホームページではヒノモトカタルと名乗っています。<br /><br />ホームページ『<a href="http://hinomotokatarusisu.web.fc2.com/" target="_blank" title="ヒノモトカタルシス">ヒノモトカタルシス</a>』<br /><br /><br />このブログでしている事。<br />1.ブログ小説の更新。長編も短編もあります。<br />2.ニコニコ動画に上げている替歌動画の作成状況の報告。<br />3.普通のブログと同じ事。<br /><br />今まで書いたものはカテゴリの欄から確認できます。<br /><br /><br />連載中の小説<br /><br />・日光月光月夜空<br />・ホワイトロックのカラメルな日常<br />・狼と兎の旅<br />・マスクドゴメスト<br />・狂宴九龍<br /><br /><br />マスクド一言雑記：清く正しい日本紳士を目指して修行します。<br /><br />小説を読んで下さった方は、出来ればアドバイスを下さい。<br />私の小説はまだまだ拙いので、読者さんの助言を胸に精進します。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2037-12-31T23:59:59+09:00</dc:date>
<dc:creator>マスクド</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-161.html">
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-161.html</link>
<title>恐い夢なんてボラーレ・ヴィーア!!</title>
<description> あー、酷い。最近の私は睡眠との相性が悪い様です。なかなか寝付けない。夜の十二時に布団に入って寝むれたのが二時とか……しかも、そんな時に限って恐い夢を見ました。大体こんな感じです。私は何故か袋を頭に被っていました。大きく夢と書かれた袋です。どこの某将軍だよ。( 夢)
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ あー、酷い。最近の私は睡眠との相性が悪い様です。<br />なかなか寝付けない。<br />夜の十二時に布団に入って寝むれたのが二時とか……<br />しかも、そんな時に限って恐い夢を見ました。<br /><br />大体こんな感じです。<br /><br />私は何故か袋を頭に被っていました。大きく夢と書かれた袋です。どこの某将軍だよ。<br />( 夢)<流石にこれはないわ……<br />みたいな感じだったんです。<br />いや、まぁそれはいいです。<br />問題なのは夢の中身で……おお、思い出しても虫唾が奔る。<br />何故か私、宇宙人と戦う事になってるんです。<br />いや、それには色々理由があって……<br />私がジョジョの奇妙な冒険の46巻から50巻まで買おうとしたら、横から変な人が現れて「吉良がモナリザの絵を見て勃起した事を告白する巻だけ譲ってくれ」とやたらマニアックな事を言い出したので、私も負けじと「だが断る」と言ったらその人がナイフを暴れ出したんです。<br />まぁ、ナイフは短いですし、私はすぐに逃げたので助かりましたが、その人は本屋の店員なのにやたらと屈強なマッチョメンにボコボコにされていました。<br />その後、しばらくして自分の前に黒ずくめの男達、言わばメン・イン・ブラックが現れたわけです。<br />「貴様、よくもやってくれたな」<br />「え？」<br />「あの男は宇宙人なんだ。今に奴らの仲間がお前を殺しに来るぞ。その後、この星も乗っ取られるかもしれん」<br />「はぁ……」<br />「だからお前が奴らを追い返せ。出来なかったらお前の親を殺すぞ」<br />「……わぁ～い、りふじ～ん」<br />との訳で宇宙人と戦う事になりました。<br />色々いました。<br />たこみたいな奴から映画のエイリアンみたいな奴まで。<br />で、私の武器は万年筆一本。<br />「物書きの武器はいつでもペンと言う訳ですか……ふふ」<br />どこか諦めた顔で呟く私。<br />( 夢)＜仕方ないよねー。<br />で、私は早速一番弱そうなタコに押しかかった訳ですが、その時、何故か周りにいた観客(宇宙人や地球人どころか、動物まで居た)から非難されました。<br />そしてジャッジメントらしき男が現れて、<br />「駄ぁ目じゃないかちみぃ～。勝負はぁ、常に公平でなきゃぁ～」<br />少し不条理に感じましたが、公平な戦いの方が勝てると思って頷きました。<br />「ではぁ、始めぇい!!」<br />ゴング鳴らしただけでした。<br />で、その後ボコボコにされて……そこまではギャグテイストだったのに肉を食いちぎられたり内臓を描き出されたり……自分でも見てて気持ち悪くなる光景でした。つーか、夢の中なのに気分的に滅茶苦茶痛かったです。<br /><br />ああ、思い出しただけで鬱になる……あのタコ野郎!!　人様の無い脳みそを不味そうに啜りやがって!!　更に脳足りんになったらどう責任取るつもりだバーロー!!<br />とまぁ、そんな訳で公衆の面前で正しく公開処刑されたマスクドでした。<br />( 夢)＜はいはいワロスワロス<br />いやぁ、ギャグ風に言ってますけど、マジで死ぬぐらいには恐かったですよ？<br />おもらしをしていない事を褒めて貰いたいぐらいの恐さでした。<br />まぁ、起きた時は半泣きなんてものじゃなかったんですけど。<br />宇宙人がどうとかじゃなくてあれほどリアルにグロテスクに殺されるなんて……やれやれだぜ。<br /><br /><br />お口直しにもならないって言うか、人によっては私の悪どいところが見えて不快になるかもしれない話を一つ。<br />まぁ、このブログを読んで下さっている方も覚えてないんじゃあないかってぐらいの事なんですか、私に嫌な言葉を投げかけた人がいます。<br />いや、今更それについてはどうこう言うつもりも無いんですよ。人の傷つく事を平気で言う人には何を言っても効果は無いって思いますし。<br />ただですね……その人私を避けるんです。<br />いや、別に不快じゃあないんですけどね？　今更すり寄ってこられる方がどっちかって言うと嫌ですし。<br />ただですね～……避け方がガキ染みてるんですよ(笑)<br />いや、自分が避けられてるのが悔しいから負け惜しみ言ってるんじゃあないですが、その人の避け方って言うのが今までは廊下の端に寄るぐらいだったんですが、最近なんか友人の影に隠れるようになったんです。<br />勿論、向こうがこっちに気付いて隠れている間には私も向こうを確認して興味を失っている状態にある訳ですが、流石にその行動を見て最初二度見をしてしまいました。<br />なにやってんの、こいつ？みたいな。<br />いや、まだ小学生とかだったら可愛いもんですよ？　ぶっちゃけ高校生にもなって何やってんだって。もう進路も皆決め始めている……つーか決めてる人が多い中で何やってんだ？って。<br />いやぁ、思わず笑ってしまいそうになりました。マスクじゃなかったらばれてましたね。<br />しかも、人間が人間の影に隠れるなんて通常はほとんど不可能です。人数が居たらアレでしょうが、一人二人の人間で人一人を隠せる訳がありませんよ。<br />だから隠れてるって言うより本人的には自分の視界に私が入らない様にしてるんでしょうが……頭隠して尻隠さずを体現するバカがこんな身近にいるとは思いませんでした。しかも知り合いだからこそなんか哀しくなります。<br />こう、空になった餌箱を必死で舐めようとしている豚を見た時の様な……他人の落とした小銭を必死に拾って自分のものにしようとしている人を見た時の様な……そんな感じのどうしようもない現実的なやるせなさがありました。<br />それと同時にね、こんな幼稚な阿呆を気にしていた自分が馬鹿らしくなりました。返せ、俺の涙返せ。この涙泥棒が。<br /><br />まぁ、私が何を言いたいのかと言うと、自分の気にしている問題なんて後になって気付けばそんなもんなんですよ。<br />大した事は無い。ただ狐に化かされただけ。そんな笑ってしまうような事なんです。<br />今、思い悩む事があっても、後になってみれば笑い話になったり呆れ話になったりするものなんです。<br />そりゃあ、後後大きなダメージが残ったり、実際に重大過ぎる問題もあるでしょう。<br />だけど、裏を返せばそれ以外の悩みなんて気に病む事も無いほどちっぽけなんですよ。<br />例えば、友人と喧嘩したとしましょう。仲直りせずに過ごしていても、いつの間にか「え？　そんな事あったけかな？」って感じの雰囲気になってる事もあるでしょう。むしろ、喧嘩程度で別れる友人ならば、早めに縁を切っておいて正解だったって事もあります。<br />お気楽思考で生きろって言う訳じゃあないですが、かと言っていろんな問題にビクビクしながら生きるのもしんどいだけなんですよ。<br />だから、もし今思い悩む事がある人が私の話を読んで「なんだそりゃ？　ばからし～な～」と思っていただけたら幸いです。<br />もしそう思えるなら、きっと自分が何かに思い悩んだ時にもそれが実に馬鹿らしい事であると気付くはずですから。<br />あんま難しく考えず、自分の感覚に従って生きてみましょう。<br />きっと、上手くいかない事だらけでも、今までよりかは清々しくなれるはずです。<br /><br /><br />それと……個人的に喜びたいけど喜びにくい事が……<br />この前記事に書いた、世界史の先生なんですが……<br />その先生に気に入られました……<br />別に成績が伸びたわけでもないんですが、流石に私も口ではああ言いつつ「これはマジにやらんといけんね」と思っていたのでバカはバカなりに頑張っていたのですが……<br />それがあの先生にとってはとても喜ばしい事で、いきなり褒められ始めました。勿論、前に書いた様にその先生は気に入った生徒は名指しで、しかも授業中に滅茶苦茶褒めます。<br />そんなに偉くなった訳ではないのに「ゴクウ、お前がナンバーワンだ」的な扱いをされて逆に恥ずかしい上にプレッシャーがかかってきます。<br />しかも更に私の心を重くするように「期末テストで――(私の本名、勿論伏せてあります)が六十点以上取ったらお前らにクリスマスプレゼントするわ」<br />やめてー。これ以上プレッシャーかけないでー。前の点数がいくらだったかおぼえてないのー!?(そのクラスの中では最下位どころか、恐らく他のクラスの世界史を含めても最下位)<br />しかも教師の言うプレゼントって大抵がプリントの事なんですよね……パターン的に……<br />更にはおそらく点数が低かったらまた不機嫌になって何か言われるかも知れない……<br />つまりどっちにしても私はそれなりの点数を死に物狂いで取らなければいけないのです……<br />え？　こんな事してる場合じゃない？　休息ぐらい下さい……<br /><br /><br /><br />　　　マスクドゴメスト３<br />「あだだだだ!!　ゆ、ユウカ!!　もっと優しく……ホワタタタタタ!!」<br />「ちょ、ちょっと、アルフォードさん、動かないで下さい!!」<br />　ユウカはアルフォードの包帯を巻き終わり、水を渡した。<br />　ドン・カフェオレを倒してから早二週間、攫われていた女性達は無事国に帰り、ユウカ達勇者御一行様は戦いの傷を癒す為に『ニクノリナト』の『トュシ』に滞在していた。<br />　戦いの傷と言っても主にアルフォードのもので、ユウカは軽傷、シンは何故か全裸であったが傷一つなかった。<br />　二人とも大事な鎧が無くなり、体が軽くなって動きにくそうだった。<br />「……そうだなぁ……剣さえあればいいし、いっその事役場で剣士系ジョブに変更する手続きでもしてこようかなぁ。シン、お前はどうする？　正式に俺達の仲間になったし、もう門番兵でも無いんだからいっその事武器ごと変えてみるか？」<br />「……」<br />　アルフォードに話しかけられても、シンは黙って部屋から出ていった。<br />　戦いの後からあんな調子だ。<br />　記憶があるのかは分からないが、どうやら自分が『狗』になった事には気付いているらしい。<br />「『狗』か……」<br />「大変な憑き物ですね」<br />「うんうん、大変な……何だって？」<br />　聴きなれない単語を耳にし、アルフォードはユウカに向き直る。<br />　ユウカは自分の盾を磨きながら語り始めた。<br />「知りませんか？　狐・狗・狸・猫{こ・く・り・びょう}って言って、狐と狗と狸と猫は特に霊感の強い動物なんですよ。ほら、こ・く・り……こっくりさんの語源ですよ」<br />「……お、おお……おばあちゃんの知恵袋だ……」<br />「そんな、おばあちゃんだなんて……まだ子供も居ませんよ。もう、このおしゃまさん」<br />「え、ユウカお前なんでそんな近所のおばちゃんみたいな反応なの？」<br />　そんな軽いやり取りの中であっても、二人の心は笑っていなかった。<br />　――『狗』……『憑き物』……おいおい、いつから和風ファンタジーになったんだ？　もし本当にシンの『アレ』が『憑き物』だとしたら……相当クレイジー且つヤバいシロモンだぞ……<br />　――シン君、あれから一言も口を利いてくれない……私はあんな事、気にしてないのに……<br />　シンが何を考えているかなんて分からない。<br />　シンの正体が何であれどうでもいい。<br />　ただ、ただ彼は仲間なのだ。<br />　まだまだ短い付き合いではあるが、同じ苦楽を共にした、同じ『英雄の心』で繋がれた仲間なのだ。<br /><br />　夕方になって、漸くシンが帰って来た。<br />「遅いぞ。次の目的地が決まったって言うのに……」<br />　アルフォードは悪態をつきながらも、その顔は安堵していた。<br />　シンが何事も無く戻ってきてくれて嬉しいのだろう。<br />「シン君、今までどうしてたの？」<br />　ユウカが尋ねるとシンは紙を三枚差し出した。<br />　そこに書かれているのは『ジョブ変更届け』………<br />「……変更するんだろ？　ユウカ姉も、旅を続けるんだったらちゃんと自分のジョブを定めた方がいいよ。全員、実力問わずにレベル一からになるけど……」<br />　二人はキョトンとしていたが、やがて状況を呑み込め、笑みを灯した。<br />　ユウカはシンに抱きつく。<br />「シン君、ありがとう」<br />「そうだな……俺だけレベル高いってのも気が引けるしな。よし、全員一から足並み揃えてやってみるか」<br />　アルフォードも笑顔でシンの頭をクシャリと撫でた。<br /><br />　ユウカ：シールドマスター。<br />　装備：受け継いできた盾。鉄板仕込みのブーツ。<br />　奥義：防御突進。<br /><br />　アルフォード：ソードヒーロー。<br />　装備：破邪の魔剣。顕正の聖剣。<br />　奥義：破邪顕正。ヒーローの条件。<br /><br />　シン：槍術使い。<br />　装備：鋼をも貫く槍。<br />　奥義：一重突き。<br /><br />「それで、どこに行くんだ？」<br />「それはな……」<br /><br />１．古い知り合いに会いに行く。<br />２．困っているらしい近くの村に行く。<br />３．一度ユウカの故郷に立ち寄る。<br />４．ヴァカンス。<br /><br />　こうして彼らは再び旅立った。<br /><br /><br /><br />それでは。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>自分・価値観</dc:subject>
<dc:date>2009-11-26T21:05:16+09:00</dc:date>
<dc:creator>マスクド</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-158.html">
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-158.html</link>
<title>―MESSIAH―第一話「救世主と呼ばれた男」</title>
<description> ※この作品はフィクションです。実際の事件、団体、人物などとは関係ありません。現実に起きた事件などに触れていますが、決して他意はございません。もし不快に感じたのならば修正させていただきます。　　　―MESSIAH―　2001年……人類は1999年の恐怖の大王を乗り切り、新たな世紀を迎えた。　だがこの年二つの恐怖が世界を襲った。　一つは表の恐怖、9・11、アメリカ同時多発テロ事件。言葉では言い表せぬ程に酷い事件であった。　
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ ※この作品はフィクションです。実際の事件、団体、人物などとは関係ありません。現実に起きた事件などに触れていますが、決して他意はございません。もし不快に感じたのならば修正させていただきます。<br /><br /><br /><br />　　　―MESSIAH―<br /><br />　2001年……人類は1999年の恐怖の大王を乗り切り、新たな世紀を迎えた。<br />　だがこの年二つの恐怖が世界を襲った。<br />　一つは表の恐怖、9・11、アメリカ同時多発テロ事件。言葉では言い表せぬ程に酷い事件であった。<br />　そしてもう一つは裏の恐怖……『イビル』の出現。<br />　それは人知れず浸透し、世界を犯し続けた。<br />　だが同時に、救世主たりえる存在も居た。<br />　人知れず『イビル』と戦い続け、ネットだけで語り続けられる虚像のヒーロー……<br />　『メシア』は確かにそこにいた。<br /><br />　ⅩⅢ　years after<br /><br />　2014年……この年も後、二、三か月ほどで終わる。<br />　中学三年生の鈴本樹鷹{すずもとみきたか}は憂鬱だった。<br />　来年には受験がある。<br />　それはまだいい。<br />　だが二年間付き合っている恋人に「一緒の高校に行こうね&#9825;」と言われてしまった。<br />　ちなみに彼女は頭がいい。彼女の行こうとしている高校も公立とは言えこの辺りでは一、二を争う名門だ。<br />　樹鷹には到底狙えない高校だ。<br />　それなのに彼女は「受からないと別れる」と言い始めたのだ。同じ高校に行きたいならそっちが合わせてくれと言ったがギャーギャー騒がれて喧嘩になってしまった。<br />　一番憂鬱なのは機嫌取りである。<br />　高校は今からでも頑張れば、受からずとも彼女に「仕方ないよ」と言って貰えるかもしれない。だがそれは今許してもらえたらの話だ。<br />　このままこれが長引けば……ゾッとする。<br />　だが樹鷹は女の子の機嫌の取り方など知らなかった。<br />　今までにもこういう事があったが、時間に解決してもらってばかりいた。<br />　でも今回はそうはいかないだろう。受験の時に思い出す筈だ。<br />「どうしたらいいッスかね……」<br />　無い知恵を絞ったところでどうしようもない。<br />　そんな時、ふとある店が目に付いた。<br />「フラワーショップ『ストレイシープ』……変な名前の花屋ッスね」<br />「そうでしょう？」<br />　いきなり後ろから話しかけられ、樹鷹はギョっとする。<br />「本当は『スケープゴート』にしたかったんだけど……縁起が悪過ぎるから没になったんです」<br />　そこには男が居た。<br />　実際の年齢は二十九ぐらいだろうが、とても疲れ切った雰囲気を纏っているせいで四十代の様にすら見える。<br />　樹鷹はキョトンとしていたが、すぐに男が店の人だと分かった。<br />「いえ、すみませんッス。変とか言っちゃって……」<br />「いいんですよ。本当の事ですし」<br />　男は店の中に入り、花の手入れを始めた。<br />　樹鷹はどうしようか悩んだが、このまま帰る事も不躾に思えたので恐る恐る店の中に入る。<br />　色んな花の匂いが混ざり合い、花屋独特の雰囲気を醸し出している。<br />「……花とかあげたら機嫌治るッスかね」<br />「誰かと喧嘩でもしたんですか？」<br />　男に尋ねられ、樹鷹は簡単に説明する。<br />「実はカノジョと喧嘩しちゃって……」<br />「……写真か何かありますか？」<br />　少々奇妙な質問に思えたが、樹鷹は何となく信じてもいい様な気がして携帯電話で撮った写真付きメールを見せる。<br />「可愛い子だね。明るくて前向きな匂いがする」<br />「そうッスよね!!　もう可愛くて可愛くて仕方ないッス!!」<br />　喧嘩したとは言え自他共に認めるバカップルの片割である樹鷹は惚気話を始めようとする。<br />　しかしその前に何かが差し出された。<br />　花だ。黄色い花。<br />「何スか、これ？」<br />「黄色い薔薇……花言葉は『貴方を恋します』『君の全てが可憐』『美』」<br />「おお!!　いいじゃないッスか、それ!!　買います!!」<br />　意気揚々とする樹鷹に男は忠告する。<br />「でも気をつけて。他にも『薄らぐ愛』『不貞』『嫉妬』『笑って別れましょう』……そんな恋の終わりを告げる花言葉も持つ」<br />「え……？」<br />「花は気紛れなんだ。大抵の花が一つの意味を持っている訳じゃない。中には相反する意味を持つ花だってあるんだ」<br />　男は黄色い薔薇を樹鷹に差し出す。<br />「君が『負』の意味を持つ花言葉に負けなければ、きっと『正』の意味を持つ花言葉が君に味方してくれる」<br />　男はそう言って樹鷹の学生服の胸ポケットに黄色い薔薇を一本差し込んだ。<br />「代金は要らないよ。今の君はお客さんじゃあないからね。後は君次第だ」<br />　それだけ言ってまた花の手入れを始めた。<br />　樹鷹はどうしたらいいか分からなかったが、慌ててお礼を言う。<br />「ありがとうございました!!」<br />「礼なんていらないよ」<br />「これは、『客』としてじゃなくて『俺』としてのありがとうッス」<br />　樹鷹がそう言って笑うと、初めて男も微笑みを見せた。<br />　疲れきってはいるが、優しくて儚い笑みだった。<br /><br />　店を出た樹鷹は、路地裏に入る。<br />　特に意味は無い。ただここが家に帰る近道だったからだ。<br />　しかし、そこである男にぶつかってしまった。<br />　倒れてしまった樹鷹は、すぐさまに胸元を掴まれ引き上げられる。<br />　筋肉質で大柄な男だった。身長は百八十はあるだろう。<br />　男は樹鷹を睨みつけて言う。<br />「お前……誰にぶつかった？　言ってみろ」<br />　樹鷹は感じていた。<br />　――や、ヤバいッス!!<br />　こういう類の人間に絡まれる事だけでも相当に大変だが、それだけではないのだ。<br />　――何か、普通とは違うヤバさがあるッス!!<br />　樹鷹は不良ではないが、顔が広くそう言う知り合いも居るし近所の任侠者とも挨拶ぐらいはする仲だ。<br />　だが自分の知っているどの人間とも違う、異質な恐怖を纏っていたのだ。<br />「何だ、この花は……フン、ガキが色気づいて調子に乗りやがって」<br />　男は薔薇に手を伸ばそうとする。<br />　しかし、樹鷹はそれを許さなかった。<br />　男の手を払い退け、身体を蹴り飛ばして離れる。<br />　この薔薇はあの花屋が誠意でくれたものだ。これを護らなければ漢が廃る。<br />　樹鷹はそう感じて、自分を奮い立たせる。<br />　しかし、目の前の男はその態度が気に入らなかったらしい。<br />「てめぇ……死ぬ覚悟は出来てるんだろうな？」<br />「し、死んでたまるかッス!!」<br />　どうせ脅しだ。<br />　プッツンときて人を殺してしまう事件なんて多いが、案外不良の方がそう言う事態に陥りやすい為にある程度の自制は出来る筈だ。<br />　その認識が甘かった。<br />　目の前の男は、そんな考えどころか常識で測る事さえ適わない存在だった。<br />「……ヘンシン」<br />　男が小さく呟くと、その身体が変化する。<br />　身体の形は歪み、堅い殻に覆われ、そしてその姿を固定する。<br />　アルマジロと言う動物が居る。<br />　そのアルマジロが大きくなり、人間に近い姿になったらこうなるのだろうと想像できる存在が、目の前の男だった。<br />　樹鷹は何も言えなかった。<br />　目の前のものが理解出来なかった訳ではない。<br />　むしろ、理解出来たからこそ恐ろしかった。<br />「……『イビル』……」<br />　――実在、したんスね……<br />　樹鷹は十五年と言う短い生の中で、初めて死を覚悟した。<br />　だがその時、自分の横を何かが通り過ぎた。<br />「……山羊？」<br />　その巨大な山羊はアルマジロ男をその雄々しい二本の角で鋭く突き飛ばした。<br />　そして立ち上がる。<br />　それもアルマジロ男と同じだった。<br />　人間と山羊が混ざったような……まるで鉄で作ったバフォメットの像が動きだした様な、そんな存在だった。<br />　だが悪魔たるバフォメットとは違い、その背中はどこか頼りがいがあるように見えた。<br />　アルマジロ男は呻きながら叫ぶ。<br />「貴様……『メシア』!!」<br />「……」<br />　山羊男は答えない。<br />　そして一歩ずつアルマジロ男との距離を詰める。<br />　アルマジロ男は焦り、恐らく彼の最後の手段をを使った。<br />　地面に跳び込むように前転する。すると丸まった身体は本物のアルマジロの様に殻で覆われる。<br />　しかしそこからが違った。<br />　関節部位から蒸気が吹き荒れ、風を巻き込みながら回転して山羊男に突っ込んでいく。<br />　地面のコンクリートも削れ、その破片が風の流れに呑まれて凶器と化す。<br />　だが山羊男も動じなかった。<br />　山羊男は最初に登場した時の様に四つん這いになる。人間の様な骨格から少し歪み、四足歩行に適した骨格となった。<br />　そして数回地面を右足で蹴り、一気に駆け出す。<br />　その一歩一歩がコンクリートに小さなクレーターを作るほどの威力だった。<br />　アルマジロ男と山羊男は互いに衝突し、その勢いに樹鷹も吹き飛ばされて路地裏から大通に出た。<br />　その衝突の末、アルマジロ男は突き飛ばされる。<br />　ゴロンゴロンと後ろ向きに転がり、バタンと空を仰ぎ見る形で倒れた。<br />　しかしまだ息の根はある様で、よろめきながら立ち上がり、人間の姿に戻って逃げ出した。<br />　山羊男はそれを追おうとするが、それに気付かず樹鷹が声をかける。<br />「待って欲しいッス!!　もしかして……『メシア』……ッスか？」<br />　山羊男は答えず、飛び跳ねながらその場を逃げ出した。<br />　樹鷹はただ黙ってそれを見送った。<br /><br /><br />　　　第一話「救世主と呼ばれた男」 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>―MESSIAH―</dc:subject>
<dc:date>2009-11-22T12:18:13+09:00</dc:date>
<dc:creator>マスクド</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-155.html">
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-155.html</link>
<title>日光月光月夜空　その七</title>
<description> 　　　日光月光月夜空　その七　満月の晩、セルピコはアプルの下を訪れた。　いよいよ森に入るのだ。　昼に入ればいいのだろうが、昼間は大人達の眼がある。　夜の方が見回りがある分見つかりやすく思われるが、セルピコには秘策があった。　――まぁ、秘策って言っても化物のふりをして大声で叫ぶぐらいだけど……　一回ぐらいはひっかかって怯えてくれるだろう。　そもそも、セルピコには見つかろうが見つかるまいがどうでも良かった
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 　　　日光月光月夜空　その七<br /><br /><br /><br />　満月の晩、セルピコはアプルの下を訪れた。<br />　いよいよ森に入るのだ。<br />　昼に入ればいいのだろうが、昼間は大人達の眼がある。<br />　夜の方が見回りがある分見つかりやすく思われるが、セルピコには秘策があった。<br />　――まぁ、秘策って言っても化物のふりをして大声で叫ぶぐらいだけど……<br />　一回ぐらいはひっかかって怯えてくれるだろう。<br />　そもそも、セルピコには見つかろうが見つかるまいがどうでも良かった。<br />　――僕は多分、生きて帰れないだろうから。<br />　『森』には化物がいる。<br />　そんな場所に脚を踏みいれてただで済む訳がない。<br />　アプルを庇って死ぬかもしれないし、逃げ遅れて死ぬかもしれない。もしかしたら気がついた時には既に死んでいるかもしれない。<br />　だがどうでもいい。<br />　セルピコは昔からそうだった。<br />　人一倍臆病な癖に、腹さえ括れば誰よりも無鉄砲なのだ。<br />　今回の事も計画なんて無い。<br />　ただ確かめたいのだ。<br />　化物の正体を。<br />　それに何の意味があるのかは分からないが。<br />　何故か確かめなければいけない。<br />　そんな、気がするのだ。<br />　セルピコは窓をコツコツと叩く。<br />「アプル、用意は出来てる？」<br />「うん……」<br />　小さな布の袋を背負ったアプルが窓から出てくる。<br />　ここまで予定通り。<br />　何も心配する事は無い。<br />　ただここからが予想外……ではないものの予定外であった。<br />「俺達を置いていこうってな、そうはいかないぞ!!」<br />「そうよ!!　自分独りでなんでも出来るつもりなの？」<br />「タンプク……シエリカ……」<br />　セルピコは溜息混じりに言う。<br />「僕は皆を巻き込みたくないんだ。だからこの時間だったら二人とも寝てると思ったのに……」<br />　全部が台無しだ。<br />　しかしシエリカはアプルの手を引き勝手に歩き出した。<br />「ちょ、ちょっと……」<br />「セルピコ、かっこつけすぎ。私達は大人じゃないんだから、もっと人に頼ってもいいんだよ？」<br />　シエリカの言葉に、セルピコは何も言えなかった。<br />「セルピコは……大人のふりをしてる自分に酔ってるだけなんだよ、きっと。何でも勝手に独りで背負いこんじゃって……バカみたい」<br />　確かにそうだ。<br />　死ぬだの何だの……まだ十二歳の子供が考える事じゃあない。<br />　――僕は、こう考えればよかったんだ……<br />「……皆、生きて帰ってこよう」<br />　セルピコの瞳から蛮勇が消え去り、ただの勇気に変わる。<br />　その『ただの勇気』が、どれ程素晴らしく美しいものなのか、我々は知っているはずだ。<br />　セルピコには、それがあるのだ。<br />「上等。化物ぐらい俺が倒してやるぜ!!」<br />　タンプクも腕まくりをして意気揚々と鬨の声を上げる。<br />　彼はとても単純だ。<br />　だがそれがいい。<br />　そんな単純な彼だからこそ、一緒にいられるのだ。<br />「大丈夫よ。きっと皆でいけば何とかなるわよ」<br />　シエリカは笑う。<br />　彼女は強い。<br />　人として女として子供として友達として、誰にも無い強さを持っている。<br />　彼女がいるから、セルピコも勇気が持てたのだろう。<br />「皆……ありがとう」<br />　アプルは泣いていた。<br />　見知らぬ土地、得体の知れない化け物、言葉では到底表せない恐怖と言う恐怖を味わっただろう。<br />　でも、今はそんな事は無かった。<br />　セルピコ、タンプク、シエリカ。<br />　彼らがいれば、きっと帰れる。<br />　アプルは初めて出会ってから数日も経っていない彼らの事を、こんなにも信用していた。<br />　四人は『森』へと足を踏み入れた。<br />　もう立ち止まる必要はない。<br />　森は樹の枝のせいで空が見えず真っ暗だ。<br />　でもきっと、自分達はまたこの満月の美しい夜空の下に、温かく包んでくれるお天道様の下に、帰ってこれるのだろう。<br />　そう、信じていなければ挫けてしまいそうだ。<br />　少し進んだぐらいで、セルピコはマッチを擦った。<br />　明るい炎で闇が少し晴れる。<br />　マッチでランプに火を灯すと、先程よりも広い範囲をうすらぼんやりとした光が抱き込む。<br />　空も見えぬ森の中がおぼろげに確認できる。<br />　これに幻想を抱くか恐怖を抱くかは正しく人次第といったところか。<br />　暗がりの中をおっかなびっくりと歩く四人。<br />　セルピコが先駆けになり、タンプクが殿{しんがり}を務める。<br />「タンプク……後ろからは何も来てない？」<br />「ああ。別に何も……」<br />　セルピコは感じていた。<br />　おかしい。なんだろうかこの違和感は。<br />　しかし、すぐに気付いた。<br />　何も居ないのだ。<br />　アラスフォラス(※大きな狐の様な生き物。実在はしない)の遠吠えも、ポースカンイ(※梟に似た小さな鳥。実在はしない)の鳴き声もしない。<br />　虫や獣達の気配がないのだ。<br />　まるで何も居なくなったみたいだ。<br />　いや、それは無いだろう。<br />　きっと隠れているのだ。<br />　では、何から隠れていると言うのだろうか？<br />　自分達から？　有り得ない。<br />　猟師が居たとしても堂々とした態度を崩さない図太いダンク(※青白い毛並みを持つ熊の様な生き物。実在はしない)でさえ、姿を現さないのだ。夜行性の上、光に引き寄せられる習性があると言うのに。<br />　これは異常に奇妙、そして不可思議。<br />　だが彼らは更に奇妙なものと遭遇する事になるのだった。<br />「あ」<br />　正に、正に、正にバッタリと言った感じであった。<br />　彼らが歩いていると横の茂みからそいつが現れ、互いに眼が合ってしまった。<br />　と言って、そいつの眼球は窺えない。<br />　木の皮を剥いで創られたと思われる仮面を被っていたのだ。人の様な姿だが茶色くくすんだ肌で腰には布切れを巻きつけ、手には鋭く研ぎ澄まされた石が握られていた。<br />　その事から知能が高いと言う事はすぐに分かった。ただ道具を使うのではなく、キチンと整備しているのだ。<br />　そしてそいつは暫く止まっていたが、やがて襲いかかって来た。<br />　タンプクが前に出て皆を庇おうとするが間に合わない。<br />　前にいたセルピコもそいつを押さえつけようとするが圧し掛かられ、首筋に石の刃を当てられる。<br />「デテイケ……ニンゲンハデテイケ!!」<br />　訛った言葉で投げかけられる声。<br />　しかし、何かが引っ掛かる。<br />「待って!!」<br />　唐突に声を上げたのはアプルだった。<br />「そ、その人？が私を助けてくれたんです。私が他の化け物に襲われてる時に……その人？が勇敢に戦ってくれたんです」<br />　アプルの言葉に驚く三人。<br />　だが、そいつは気まずそうにこちらから顔を逸らした。<br />　セルピコはその動作に見覚えがある気がし、手にしたランプをゆっくりと持ち上げる。<br />　その時、そいつの胸に模様がある事に気付いた。<br />　黒くて、背中まで続いていそうな模様……<br />　その時、セルピコは確信した。<br />　こいつは……<br />「マゼラン……兄ちゃん」<br />　セルピコの言葉に、タンプクもシエリカも驚いている。誰の事か分からないアプルは困惑している。<br />　そいつは……持っていた石を一先ず置き、セルピコの上から退いてその手を掴み上げる。そしてセルピコをキチンと立たせ、背中についている土や木の葉を払い落して石を拾い上げる。<br />　一連の動作にキョトンとしているタンプクとシエリカとアプル。<br />　セルピコの目の前で、そいつはとうとう仮面を取った。<br />「よう。まさかこうも早く気付かれるなんてな」<br />　そこにいたのはマゼランだった。<br />　胸の模様は背中の『傷痕』が広がったものらしい。茶色い肌は、よく観察すればただ塗りたくられた泥が乾燥したものだ。<br />　セルピコはマゼランに抱きつく。<br />「おう!!　いきなり何す……」<br />　続けざまに雪崩れ込んできたシエリカとタンプクによりマゼランは押し潰される。今度はマゼランが地面に倒される番だった。<br />「ま、待て!!　苦しいから離れろ!!　な!?　な!?」<br />　自分の上から三人を退かして息を整えるマゼラン。<br />　三人は一様に涙を流していた。<br />　それもその筈だ。<br />　『村』の中でマゼランが嫌いなものは一人もいないのだから……<br />　『村の大人の子』であり、『村の子供の兄』であるマゼランをどうして嫌いになれようか、いやなれるはずがないだろう。<br />　死んだと思っていた兄ちゃんが目の前にいる。<br />　それだけで感動するには十分だ。<br /><br />　マゼランはとりあえず三人を落ち着かせる為と、何が何だか分からないアプルに理解させるために事の経緯を話し始めた。<br />「とりあえず、木の枝を拾いに『森』に入った訳だけど……少し様子が変だったんだ。まぁ、端的に言うと今の状態と同じだな。獣の気配が一切しない。そこで俺は襲われた訳だよ、あの『化物』にな。で逃げようとした訳だけど爪で引っ掻かれてさ、『あ、これは死んだ』って思ったんだ。でも痛くも無い。それで振り返ってみると、その『化物』の爪が融けてるんだ。何が何だか分からなかったけど、とにかく逃げ出したんだ。でも、何故か俺は『森』を抜け出せなかった。その間にあの『化物』達と何匹もあった。そいつらは襲ってこなかったけど……でも家畜を引き摺ってたからさ、『こいつはやばい』って思ってたんだ。だからこうして奴らのふりをして、『森』に入ろうとする人間を脅したり助けたりしようと決めた訳なんだよ。尤も、助けた人間はそこのアプルちゃんだけだし、脅した人間もお前らだけだけどな……まったく、家で大人しくしていればよかったのに……」<br />　マゼランは湖で身体を洗いながらセルピコ、タンプク、シエリカを睨みつける。<br />　本来なら反省して項垂れるところだろうが、三人共マゼランが生きていた嬉しさが勝ってそんな事は気にしていない。<br />　しかし、セルピコは気付いた。<br />「あれ……その背中の『傷痕』……前は不規則な形だったのに、今は左右対称の模様になって無い？」<br />「ん？　そうなのか？　どうも自分の背中は見づらくてな……まぁ、『守人』の証だろう」<br />　『もりびと』。<br />　いきなり訳の分からない単語を出され困惑する四人。<br />　マゼランもそうなるのは分かっていたようで、茂みに隠してあったズボンを履きながら言う。<br />「まぁ、この『森』には色々あるそうだ。さぁ、案内してやってくれ『――』」<br />　よく聞き取れない発音で何者かに呼び掛けるマゼラン。<br />　しかし、何者に呼び掛けたかはすぐに分かった。<br />「やぁ、人間……セルピコと言ったかな？　久しぶりだね」<br />　セルピコは自分の頭の上に何かの感触を感じる。<br />　しかし、今は恐怖しない。恐怖してられない。<br />　セルピコは水をすくうように両手を差し出した。<br />　するとセルピコの意図を読んでそれが掌の上に降り立つ。<br />　とても小さくて、小鳥の様な羽を持った少女……<br />　一番最初に出会った『化物』だ。<br />　しかしセルピコは、もう彼女を『化物』とは呼ばない。<br />「久しぶり……妖精さん」<br />「ふふ、『化物』じゃなくていいのか？　人間さん？」<br />　意地悪く笑う彼女。<br />　それを見てセルピコも笑った。<br />　――なんだ。僕はこんなにも人間臭い小さな妖精を、『化物』として恐れていたのか……<br />　マゼランは彼女を紹介する。<br />「彼女は『――』……まぁ、この発音は難しいから俺は普段リリーと呼んでる。いい名だろ？　今からリリーにある場所に連れて行ってもらう。そこで、お前らは全てを知る事が出来るだろう」<br />　そう言って歩き始めるマゼランと、先行して飛んでいくリリー。<br />　真っ直ぐ彼らを追いかけるセルピコと、あまりの事態にどうしていいか分からないがとりあえずついてくる三人。<br />　一体この『森』は何なのだろうか。<br />　その答えはもうすぐ明らかになるであろう。 ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>日光月光月夜空</dc:subject>
<dc:date>2009-11-21T17:17:05+09:00</dc:date>
<dc:creator>マスクド</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-138.html">
<link>http://maskedridert3.blog6.fc2.com/blog-entry-138.html</link>
<title>ホワイトロックのカラメルな日常　第四話「格闘ゲームって言ったらイーアルカンフーだろJK」</title>
<description> 最近調子に乗ってるから小説書くスピードが速いけど、既に誰もコメントしてくれない様になってる事実。やはりサボり過ぎたかと反省が鬼なったが時既に時間切れ。お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ？そして陰陽鉄の見過ぎでついブロント語に……慣れるとそれほど違和感が無くなる上にネタとして使いやすいんですよｳｪｰｲ!　　　ホワイトロックのカラメルな日常　第四話「格闘ゲームって言ったらイーアルカンフーだろJK」　石川五右衛門
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ 最近調子に乗ってるから小説書くスピードが速いけど、既に誰もコメントしてくれない様になってる事実。<br />やはりサボり過ぎたかと反省が鬼なったが時既に時間切れ。<br />お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ？<br />そして陰陽鉄の見過ぎでついブロント語に……<br />慣れるとそれほど違和感が無くなる上にネタとして使いやすいんですよｳｪｰｲ!<br /><br /><br /><br />　　　ホワイトロックのカラメルな日常　第四話「格闘ゲームって言ったらイーアルカンフーだろJK」<br />　石川五右衛門翔太にはある趣味があった。<br />　それは所謂「懐ゲー」をする事である。<br />　スーパーファミコンぐらいのものもするが、ファミコン世代をこよなく愛していた。<br />　今日もファミコンで「ポートピア連続殺人事件」をやっている。<br />　尤も、これで七回目なので犯人は分かり切っている。<span style="color:#ffffff">ヤスだ。</span><br />　暫くしてクリアし、別のゲームを手に取った。<br />「やっぱり格闘ゲームと言ったら……ストリートファイターだよね。格闘ゲーム№1だよ」<br />　その声に真っ先に反応したの白石巌、つまりホワイトロックだった。<br />「ストリートファイターだぁ？　鉄拳の方が百倍面白いしｗ」<br />　そしてダイヤも反応した。<br />「THE KING OF FIGHTERSや餓狼伝説、龍虎の拳……SNKの格闘ゲームを差し置いて格闘ゲーム№1を名乗るつもりか？　笑止!!」<br />　ここに三人の格闘ゲーム好きが揃ってしまった。<br />　カプコン、ナムコ、かつてのSNK……他にも格闘ゲームを創っている会社は数々あるがいちいち上げられないのでこの三つでやらせてもらおう。<br />　五右衛門、ホワイトロック、ダイヤ。<br />　三人は睨み合う。<br />　傍から見たら大人二人と幼女一人……とても大人げない光景だ。<br />「……こうなったら勝負だ。覚悟はいいか、五右衛門、ダイヤ」<br />「大丈夫だよ……白黒はっきりつけてやる!!」<br />「誰がこの家で一番偉いか分からせないとな……」<br />　三人は互いに動きだした。<br />「ストリートファイターⅡで勝負だぁ!!」<br />「鉄拳６で勝負だァ!!」<br />「大乱闘スマッシュブラザーズXで勝負!!」<br />『っておいおい!!』<br />　胡散臭いぐらいに古典的なコケ方をするホワイトロックと五右衛門。<br />　ダイヤは素知らぬ顔をしている。<br />「この流れで全く他社の格闘ゲーム。それもお祭りゲーを出すってどうなの？」<br />　丁寧に五右衛門が突っ込むが、ダイヤはWiiの用意をしながら言う。<br />「三人共が別の格闘ゲームを押してる中で、誰かに有利なゲームをするのは不平等だ。それに格闘ゲームは基本的に一対一。三人が纏めて決着をつけるにはこれが一番だ。こういうゲームの方が万人に分かりやすいだろうし、自分的にも書きやすい、って作者が言ってた」<br />「作者が言うなら仕方ない……あ、GCコン取ってくれ。どうもWiiリモコンだと使い難くて仕方ない。クラコンも俺的になんか微妙なんだよな」<br />「二人とも、それでいいの？」<br />　五右衛門が尋ねるが、既にオープニングが始まっていた。<br />「走り出す、か～びぃ～♪」<br />　オープニングを飛ばしてキャラ選択画面まで移動する。<br />「じゃあ僕はアイクかな。FE好きだし」<br />「でたよアイク厨(笑)。俺はパワフル且つスピーディーなC.ファルコンを選ぶぜ」<br />「私はレジェンド・オブ・ゼルダ……そう、真のゼルダの伝説を魅せつけてくれる」<br />　そしてゲームが始まった。<br />　適当に逃げながら五右衛門が言う。<br />「実を言うとDXの方が好きなんだよね。ミュウツーもいたし……」<br />「だよなぁ。ピチューとかドクターマリオだとかのコンパチキャラがリストラになるのは分かるがミュウツーはマジ有り得んよな。俺アンケート葉書に次回作にはミュウツー出せってビッシリ書きこんでじゃったし、出してないけど」<br />「次回作……一応案はあるらしいけど、元々はXで終わりにする予定だったらしいよ？」<br />「マジ？　次回作期待できないかなぁ……」<br />「そもそも、流れ的に言ったら次世代ゲーム機になるだろうし、Wiiも漸く値下げが始まった頃だから大分先の話になるんじゃないかな？」<br />「え？　俺が四十歳になってる頃？」<br />「八年後……どうだろう。でも情報も無いし来年に次世代は出ないでしょ。三、四年後ぐらいじゃない？」<br />　話しながらダラダラと戦闘を繰り広げる二人。<br />　それでも％は着実に溜まり百五十を切っている。<br />「だいらんのこのシステムいいよな。格闘ゲームと違ってまだ希望があるって思えるし」<br />「まぁ、二百を突破した頃からは％が増える度に死神の足音が聞こえてくるけどね。死刑宣告だよ」<br />「確かになぁ……結構前の事だが覚えてるか？　あの迷路のステージ創った時だけど……」<br />「ああ。全然外に出なくて400ぐらい溜まったよね。ぶっ飛んで壁にぶつかったら跳ね返るのが常識だと思ってたけど、壁で制止してコントロール効かなくなるんだよね。ぶっ飛び効果が終わるまで」<br />　この時既に互いに二百。<br />　そろそろ最終決戦と思った矢先。<br />　横合いから何かが飛んできて二人ともぶっ飛ばされた。端で戦っていた事もあり、すぐに場外なってしまった。<br />『これは!?』<br />「ディンの炎だ……」<br />　二人が声の方を向くと、ダイヤが笑っていた。<br />「く……全然手を出してこないから放っておいたのに……」<br />「俺達の親切を痣で返しやがったなぁ!!」<br />「親切？　ここは戦場だぞ!!」<br />「ちげーよ、バーカ!!　ポケモンスタジアム２だよ!!」<br />「いや、ホワイトロック。ステージの話じゃないと思うよ」<br />　五右衛門はホワイトロックに耳打ちする。<br />「ここは二人で協力してゼルダ(ダイヤ)を倒そう」<br />「何だって？」<br />「僕らは残機が一つ減って二だ。それに比べダイヤちゃんは三、それも無傷。あんな卑怯な事をされたんだ。罰は当たらないよ」<br />「そうだな……このまま俺達だけで戦ってもさっきと同じ結果だ。ここは強引にでも巻き込まないと……」<br />　二人は意を決し、アイクとファルコンを送り込む。<br />　しかし攻撃が当たる直前に……<br />「ゲェー!?　消えたぁー!!」<br />「コンピューターが判定を行うギリギリのところでフロルの風を使ったんだ!!　まさか……ダイヤちゃん、君はもしかしてかなりやりこんでるんじゃ……」<br />「答える必要はない!!」<br />　そして上からゼルダがアイクとファルコンを奇襲する。<br />　凄まじい猛攻だ。<br />「は、反撃だ!!」<br />　ホワイトロックがガチャガチャとレバーを動かし、なんとか攻撃できた。<br />　しかしネールの愛でアイクとファルコンが弾き飛ばされた。<br />　その時既に二人とも100％……<br />「くそ……やはり凡人では天才に勝てないのか……」<br />「五右衛門……こんな話を知っているか？」<br />　突然語り始めたホワイトロック。<br />「作者の友人にゼルダ使いがいるらしい……」<br />「え？」<br />「誰も使わないから。ただそれだけの理由で使い始めたら……いつの間にか作者が全力を出しても敵わないほどの腕前になっていた……と言うか作者はそういう経緯自体知らなかったから最初『こいつ……ゲームの才能あんじゃね？』って思ったらしい」<br />「えっと……だから？」<br />「話は最後まで聴け。負け続ける作者……ボドボドになるプライド……湧き上がる殺意の波動……下がりゆく日本の自給率……しかし作者はあるキャラを使う事で互角に戦う事が出来た……そう、そいつが」<br />　ホワイトロックは思いっきり溜めてから言う。<br />「緑の人気者、ルイージだったんだよ!!」<br />「それって一回負けてルイージ使えって事？」<br />　五右衛門の問いにホワイトロックが頷く。<br />　しかし五右衛門は下を向き……<br />「僕、ルイージを使うと必ず負けるって言うジンクスがあるんだ」<br />「俺は生理的にルイージを受け付けない。あのチョップの動きとか何かキモくて嫌だ」<br />　とか何とか言っている内にまた場外に。<br />「……ホワイトロック……僕はね。本当は好きな格闘ゲームとかどうでもよかったんだ……」<br />「五右衛門？」<br />「本当はね、皆で遊びたかったんだ。それだけなのに……」<br />　五右衛門は涙を流し始めた。<br />「こんな一方的なもの……遊びじゃないよ……遊びってのは、もっと駆け引きがあったり白熱したりするものだ……こんな冷めた物、ゲームじゃあないよ」<br />「……(何言いたいのかサッパリ分からんが……とりあえずダイヤを倒せばいいのか？)」<br />　ホワイトロックはそう考えながら、再び戦地に赴く。<br />　その時、奇跡が起きた。<br />「アレは……スマッシュボール!!　これで勝つる!!」<br />　最後の切り札さえ当てる事が出来れば、０％からでも倒そうと思えば倒せる。<br />　ゼルダはぶっ飛びやすい軽量系だし、ファルコンの最後の切り札は相手をぶっ飛ばす事に向いている。<br />「うひょー!!」<br />　ホワイトロック(ファルコン)は喜びながらスマッシュボールを蹴り飛ばす。<br />　そこに待ち構えていた五右衛門(アイク)がスマッシュボールを斬り飛ばした。<br />「あ、てめぇにゃ取らせねぇぞ!!」<br />「大☆天☆空がしたいでござる!!　絶対にしたいでござる!!」<br />　二人は同時に飛び上がり、スマッシュボールを取ろうとする。<br />　しかしディンの炎によりスマッシュボールは破壊された揚句、近くにいた二人ともが少しダメージを受ける。<br />「更に駄目出し。Good bye&#9825;」<br />　ダイヤ(ゼルダ)は上手く跳躍し、二人を光の矢で打ち抜いた。<br />　勿論二人は同時に飛ばされ決着がついた。<br />　なんとも呆気ない最後であろうか。<br />　大人二人は四歳児の幼女に完封負けしたのだ。<br />　いくら相手が天才とは言え、負けたのだ。<br />　天才と言ってもIQだけで学歴なぞほぼ無に等しいと言うのに……そしてホワイトロックはゲームぐらいしか取り柄が無いと言うのに……<br />　限界まで追い詰められたホワイトロックが取った行動とは!!<br />「ドーン!!」<br />「あー、リセットボタン押したぁー!!」<br />　悪あがきだった。<br />　しかし、その行為がいけなかった。<br />　先程から何度も言っているが、ダイヤは天才とは言え子供なのだ。<br />　優越感に浸っているところにそんな事をされたら、ただではいられない。<br />　すくりと立ち上がり、台所に向かう。<br />　そして帰って来た時には……<br />「Hold up!!」<br />　例のトンプソン銃を構えていた。<br />「上等だヤンキー(米国人)がぁ!!　大和男児の強さを見せてやる!!」<br />　ホワイトロックはWiiリモコンを構えた。<br />　明らかに勝負は見えている。<br />　そして設定上ではダイヤは米国人ではなく英国人だったりする。<br />　蒼白の髪？　そんな設定もありましたね。<br />　パターンA、天才的頭脳を持つ『チルドレン』を創り出す過程で遺伝子に異常がきたした。<br />　パターンB、染めてるだけ。組織とか人体実験とか考えたりしてますがそんな「厨設定」なんてありませんよ…ダークファンタジーやシリアスじゃあないんですから。<br />　まぁ、どっちでもいいんですけどね。そんな些細な事は。<br />　ホント、もうキャラの髪型とか色とかね、そんなんでインパクト取ってもどうしようもないんですよ。ホント、どうでもいいです。いっそ全員丸坊主でもいい。<br />　冗談はさておき、ダイヤ(四歳)に襲いかかる白石巌(三十二歳)。<br />　どうしようもなく惨めな光景だ。<br />　しかもトンプソン銃で容赦なく蜂の巣にされている。<br />　勿論、銃も弾も本物だ。<br />　しかし……<br />「ギャグ補正で死ねないぜ……」<br />　ホワイトロックは真っ赤に染まっているだけで穴一つあいていない。<br />　それもそのはず、弾は本物の『超極小柔らかプチトメェイトゥー』なのだから。<br />　決して優しさではない。<br />　犯罪にならない程度の嫌がらせなのである。<br />「てめぇは俺を怒らせた!!」<br />　ホワイトロックはまだダイヤに向かって行く。<br />　しかし、ダイヤも容赦がない。<br />　スタンガンを取り出したのだ。<br />　そしてダイヤが腕を伸ばして狙った場所は……身長差的にどうしても股間になる訳で……<br />「!!」<br />　男にとって股間は凄まじいウィークポイントな訳で……<br />「大丈夫!?　ホワイトロック!!」<br />　五右衛門は自分がやられた訳でもないのに痛そうに股間を押さえながら駆けよる。<br />「俺……この先一生童貞かもしれん……」<br />「大丈夫、もし使い物になっても君は一生童貞だから」<br />　五右衛門はさらりと止めを刺し、ダイヤに向き直る。<br />「駄目だよ、ダイヤちゃん。今のは下手したら逮捕されるからね」<br />「今度は逮捕されない様にスタンガンを使います」<br />「何でちょっと『坊っちゃん』風に言ったのさ」<br />　二人がそんな会話をしていると、真っ赤に染まった春日が帰ってきた。<br />「いやぁ……今日はちょっと疲れました。あ、シャワー浴びてきますね」<br />　パタパタと足音を鳴らしながらバスルームに向かう春日。<br />「今さっき……少し鉄錆びた臭いがしなかった？」<br />「五右衛門。世の中には知らない方がいい事が二つある。犯罪者の深層心理と女の秘め事だ」<br />　妙に意味深な事を言うダイヤ。<br />　何だか分からないがそういう事らしい。<br />「……で、結局勝負はどうなったの？」<br />「私は最初から楽しそうだったからからかっていただけだ」<br />「……最初から本気だったのはホワイトロックだけだったんだ……」<br />　五右衛門はどっと疲れて溜息を吐き出す。<br />　その後、シャワーを浴びたのにも関わらず髪が一切も濡れていない春日を交え、彼らはゲームを再開した。<br />　春日はどのキャラを使ってもそれなりに上手く、ダイヤもギリギリで倒して常に一位を取った。<br />　彼女曰く、<br />「本物の殺し合いに比べれば、自分は死なないので気が楽ですね」<br /><br />　世の中には、どうやっても勝てないものがある。<br />　男は女に勝てないし、作者はゼルダ使いの友人に勝てない(忘れてるだけかも知れないけど勝てた記憶がない)。<br />　こうした狭い社会であればある程、勝てる者と勝てない者の差が大きく開くのだ。<br />　勝てなければどうすればいいのか？<br />　簡単だ。<br />「勝つまで頑張る」か「諦める」<br />　それしか出来ない。<br />　どっちを選んでも、「負けている」と言う事実は変わらない訳だが。<br /><br />　余談、<br />アリストテレス「……俺の出番は？」<br />五右衛門「……作者的にマスコットキャラとかはいるだけでいい存在だから逆に扱い難いみたいだね。と言うかマスコットキャラだったんだ……」<br /><br /><br />次回、<br />１・遊園地でチリチリパーマになる(持ち越し案)。<br />２・番外編。<br />３・家でゴロゴロしているとムキムキになる。<br />４・自由枠。<br /><br />今回はギャグ少なめですみません。リハビリみたいなもんです。<br />次回からは更に意味不明を目指して頑張ります。<br />それでは。<br />後、次の日曜日までにもう一つ更新するとしたら何がいいですか？　新作でもいいですよ。<br /><br /><br />追記：来年か再来年に出す予定の小説を書いていますが、ほぼ書き終わりかけの時にページ数規制を知って調整中。色々省いたりしないといけないから意味不明なグダグダ感が残りそうです……。まぁ、もう一つ創って一緒に出したいから多分再来年になりますが。それに今回出したらちょうど受験中の時に「おめぇの賞ねぇから!!」とか言われてノイローゼになりそうなので……まぁ、私の第一目標は最終選考に残る事なんですけどね。そしたら担当さんが付くらしいです!!　むひょー!!　まだ見ぬ担当さんに心弾ませながら出す訳ですが、これで一次選考で落ちたりしたら大笑いッスね!!　まぁ、そうならない為に二作出すつもりなんですけどね!!　片方はほぼバトルシーンばかりなのでイキイキしています!!　ストーリーも一応考えてるけど……私の言う『ストーリー』ってのはラストバトルの理由付けの事ですけどね!!　むっひょー!!　この時代、バトル重視の小説がどれ程望まれるか分かりませんが……書きたい事を書いて何が悪い!!　例え読む人が一人であろうと、読者がいる限り書き続ける!!　これが私のやり方です!!　は……興奮して申し訳ない…… ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>WRのCな日常</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T21:07:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>マスクド</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
</rdf:RDF>